革製品を大切なあの人に!

ギフトに最適な名前入れについてご紹介!

毎日使うバッグや小物など手入れが簡単な合成皮革のアイテムは、手軽にもててよいもの。しかし革製品がもつ、使うほど手になじむ感覚やツヤ感などは何にも代えがたいでしょう。自分のために購入する、またギフトとして人にプレゼントするとき、革製品に名前入れをしましょう。特別感が何倍にも増し世界にひとつのものになります。今回は革製品の名前入れについて、文字の入れ方など詳しく解説しましょう。

1. 革製品について

革はバッグや靴をはじめ、私たちの生活の中においてさまざまな場面で使われています。牛や豚など動物の皮は体を守るために、タンパク質(コラーゲン・エラスチン・ケラチン)が組み合わさった、非常に丈夫な組織となっています。その皮から毛を取り除き加工する工程は「なめし」といい、なめした後のものが「革」になるのです。

1-1. 革製品の種類

革の原材料となる動物は牛・羊・山羊・豚、馬・鹿のほかにワニや蛇などの爬虫類も含まれます。それぞれの特性に適している革製品があります。名前入れをする革製品(財布や名刺入れなど)によく使用されるのは、牛・豚・馬・爬虫類です。

1-2. 革製品の手入れ

革製品、とくに牛革製品は使うことによりツヤが出ていきます。ただし傷がつきやすく湿気や乾燥には弱いため、手入れをする必要があります。水がついてしまったらすぐにふき取って乾燥させる、保護用クリームを塗るなど適切な手入れをしましょう。製品の寿命が伸び、長い間使えます。

2. 革製品の名前入れについて

感謝の気持ちを表すプレゼントは、大切に思う人には長く使ってほしいものです。丈夫で長持ちする革製品はプレゼントにする際に、よい選択といえるでしょう。そのプレゼントに大切な人の名前やイニシャルを入れたら、ますます特別なものとなるのに違いありません。

2-1. 名前を入れる革製品

名前を入れるのがおすすめの革製品は名刺入れをはじめ、財布・キーケース・パスケース・ペンケースなどです。鞄に名前を入れたい場合は、直接入れるのではなく名前入りタグを付けます。とくにビジネスパーソンに人気なのは名刺入れです。その理由はプレゼントとして価格がそこまで高価ではないこと、年齢層を問わないこと・ビジネスシーンで必要なものであることにあります。個人から個人へのプレゼントとしてのほか、会社の記念品・ノベルティとしても人気があります。

また革の種類によっても、名前入れをはじめとした刻印に向いているものとそうでないものがあるのです。刻印に向いているのはヌメ革など表面がなめらかなものです。エンボスなど表面に加工が施されている革は、刻印がはっきりと出にくいため不向きといえます。

2-2. 名前の入れ方はさまざま

名前入れと一口にいってもその入れ方はイニシャルや下の名前のみ、名字のみ、フルネーム・ニックネームなどあるでしょう。また記念日やピリオドなどの記号、誕生日などの数字と一緒に入れるなどさまざまです。刻印する製品にもよるものの、文字数は10文字程度まで入れられることが多くなっています。

2-3. 名前入れの種類・方法

名前入れは刻印の一種で、刻印は金属等の素材でできた文字を革の表面に転写することをいいます。刻印には素押し・焼印・箔押しの3種類があります。素押しは箔を使用せずに刻印したもので、打った文字は濃く出るのが特徴です。焼印は高温に熱した刻印を押し当てて、文字などを焼き付ける方法です。

箔押しは革のうえに金箔や銀箔を乗せ、刻印する時に箔をはさんで革に定着させる方法です。刻印した文字を目立たせられるものの、素押しや焼印と異なり使用しているうちに箔が薄くなってしまう点はデメリットといえるでしょう。刻印のフォントはセンチュリーやゴシック・イタリックなどが使われ、オーダーする際に選べるようになっていることがほとんどです。

2-4. 名前を入れる場所も決める

基本的に名前は商品の外側に入れるものの、外ポケットの上や外側にロゴが入っているときは、反対側に入れることもあります。名刺入れ・財布などのような開く製品は、内側に入れることが多いでしょう。

3. 自分で名前入れはできる?

自分で革に刻印・名前入れをするのも実は可能です。具体的には、刻印を革に木づちなどで叩いて文字を転写する方法があります。

3-1. 刻印のしかた

名前入れをはじめとした刻印をするのに必要なものは、まずアルファベットや数字の打刻印のセットです。そして打刻しやすいヌメ皮と皮を濡らすための水、木づちです。皮を少し濡らして(湿る程度)打ちたい文字を選び、上から木づちで叩けば文字が打刻されます。皮を濡らすのは皮をやわらかくし、乾いてからも打刻した文字が消えにくくなるために行います。ブックカバーやストラップなどを手作りして、そこに名前を入れてみるといった楽しみ方があるでしょう。

4. まとめ

革製品は名前を入れることでより特別なものとなり、愛着がわくため贈り物に最適です。名前入れは刻印の一種で、やり方や仕上がりの違いによって素押し・焼印・箔押しがあります。他にフォントや文字を入れる場所はどこにするかなども含め、オーダーの際には自分がイメージするものを詳細に伝えましょう。

「株式会社谷口商会」は、オーダーバッグの販売をこの度はじめました。熟練した職人が一から手作りするバッグをはじめとする革製品は、一度手にしたら離せなくなることでしょう。ぜひとも一度、お試しくださいませ。

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