結婚式で使うクラッチバッグは控えめ？

おしゃれを演出する方法を解説！

結婚式に出席する際の必須アイテムともいえる「クラッチバッグ」は、結婚式に持ち込む荷物をスマートに収納できて、式に参加する際の必須アイテムです。クラッチバッグについては、「クラッチバッグ」という言葉を知っていても、他人に話せるほど詳しい知識を持ち合わせている方は多くないようです。本記事では、クラッチバッグについて分かりやすく紹介します。

1. そもそもクラッチバッグとは

「クラッチバッグ(clutch bag)」は肩紐がなく、手で抱え込むように持つタイプのバッグです。長方形のコンパクトなタイプが多く、財布や証明書類にカード類やスマホなど、必要最低限の持ち物を入れて結婚式などに参加するときに使います。

1-1. セカンドバッグとも呼ばれる

クラッチバッグのクラッチには「握る」や「掴む」という意味があり、肩ひもや持ち手がない小型のバッグで、大きいバッグの中に入れて持ち運ぶこともあり、セカンドバッグとも呼ばれます。昭和や平成の初めころまでは旅行のときに、スーツケースの他に使うサブのバッグとして活用され、「セカンドバッグ」が定着していました。野球選手が契約更改するときに手に持っている姿がよく見られました。ちなみに、専門家の間ではクラッチバッグはファスナーで開閉するタイプではなく、金具で開閉するバッグのことを意味します。

1-2. 結婚式はクラッチバッグがおすすめ

結婚式に出席するときは、持ち物を極力抑えて必要最小限にまとめるのがマナーとされています。それだけに、式に持ち込むバッグも小さいほうがフォーマルな場にふさわしいといわれています。クラッチバッグは、持ち物がコンパクトにまとまり、結婚式などのフォーマルシーンにふさわしいカバンで、男性の場合はフォーマルスーツとの相性も抜群です。

2. 結婚式向けクラッチバッグの選び方：男性編

結婚式は新郎新婦が主役です。二人から招待されたとはいえ、守るべき最低限のマナーがあります。参列する服装だけでなく持ち物にも気を配らなければなりません。式場に持参するクラッチバッグも気を付けましょう。

2-1. 無難なカラーがおすすめ

結婚式で持つクラッチバッグは、スーツとの相性が重要で、フォーマルな衣類に合わせ、クラッチバッグが浮いてしまうような派手なカラーは避けましょう。スーツに馴染むダークカラーのアイテムがおすすめになります。男性の場合は王道といえる黒かグレーであれば無難な選択といえます。

2-2. サイズはA4以下がおすすめ

結婚式場に持ち込むクラッチバックのサイズは大きすぎないことが大切です。クラッチバッグにはさまざまなサイズが揃っています。そんな中で、結婚式で持つクラッチバッグは、結婚式のフォーマル場面に相応しい小ぶりなタイプがおすすめです。サイズの目安は、A4サイズ以下であれば式場でも目立ち過ぎず、邪魔にもなりません。また、厚みの薄いスマートなタイプにしましょう。小さすぎるとどこか胡散臭さが感じられることもあり、財布やカード類やスマホなどがきれいに収まるサイズのクラッチバッグを選びましょう。

2-3. 素材やデザイン

ナイロン素材やキャンバス素材を用いたクラッチバッグはカジュアル感が強くなります。カジュアルなタイプは結婚式には向いていません。その点、レザー製のクラッチバッグは高級感があり、フォーマルスーツにも馴染むので結婚式に向いています。ただし、皮製やオーストリッチや鰐皮は避けましょう。また、ファーの装飾が付いたタイプも結婚式に不向きです。また、デザインはシンプルなモノがおすすめで、華美で派手な柄や大きなロゴが入ったアイテムは結婚式での使用を避けましょう。

3. 結婚式向けクラッチバッグの選び方：女性編

結婚式に参列する女性が気を付ける重要なポイントは、新婦よりも目立たないことです。その常識を踏まえて衣装だけでなく、クラッチバッグ選びにも気を付けましょう。

3-1. 白系は無難なカラー

結婚式で女性が持つクラッチバッグは白系がおすすめです。白は衣装とも合わせやすく無難な選択になります。シルバーやゴールド系もおすすめのカラーです。結婚式に黒のクラッチバッグも使えますが、ドレスまで黒では葬儀を連想させることもあり、黒のクラッチバッグは当日の服装の色など、全身でバランスを取ることもおすすめです。

3-2. サイズは袱紗（ふくさ）が入るサイズ

女性用のクラッチバッグは、アクセサリーとしての役割も果たすことがあり、サイズは小さめがスマートでおしゃれに見えます。クラッチバッグのサイズは、財布やスマホなど必要最低限のものが入るかどうかが重要です。また、結婚式ではご祝儀を包む袱紗（ふくさ）を入れる必要があるため、袱紗が入るサイズを考えましょう。

3-3. 華やか感がある素材もおすすめ

結婚式はお祝いの場だけに、適度な華やかさがある素材も使えます。サテンやレースなど華やかな素材に、ビジューやパールなどの飾りが施されたクラッチバッグは上品で結婚式に使えます。

4. まとめ